1月新制限について

新制限が発表されましたね。

今回規制及び緩和されたカードは

禁止      外神アザトート

              トポロジックガンブラードラゴン

制限      十二獣ドランシア

             終わりの始まり

準制限オルターガイストメリュシーク

            オルフェゴールガラテア

            オルフェゴールディヴェル

            深海のディーヴァ

            ベビケラサウルス

            魔界発現世行きデスガイド

            マスマティシャン

            ユニコールの影霊衣

            雷獣龍サンダードラゴン

            転生炎獣の炎陣

            精神操作

            閃刀機関マルチロール

            闇の誘惑

            レッドリブート

解除    E・HEROシャドーミスト

           召喚獣メルカバ

           妨げられた壊獣の眠り

           連鎖爆撃

           名推理

          竜呼相打つ

となっており、ぱっと見た印象では群雄割拠の環境デッキ達に少しずつ規制をかけてきたな。といった感じでした。その中でも強力な展開系デッキであるドラゴンリンク、未界域の最終的な着地点であるトポロジックガンブラードラゴンの禁止は大きな影響を与えることになると考えられます。これらの展開系デッキに対して手札誘発を引けずに酷い目に合わされた方も多いことかと思います。何かしらの手札誘発を引けなければガンブラーの効果で4ハンデスされることはザラであり、その上、深淵に潜む者による墓地封じ、アポロウーサによるモンスター効果無効、ヴァレルロードsドラゴンによる何でも無効などが横に立っていることも多く、やりたい放題でした。こういった先攻全振りの展開系デッキの十八番であったガンブラーによるハンデス+無効モンスターによる完全制圧ができなくなります。よってガンブラーハンデスによって今までサイドから入れにくかった冥王結界波、精神操作、ライトニングストーム、ダイナレスラーパンクラトプス等々の後攻捲り札による逆転の可能性が生まれると考えられます。

外神アザトートは未界域が誘発を貫通する際によく使用されており、無限抱影以外の誘発を無視できるようにした上で上記のような展開を行なっていました。増殖するGを受けた後にデッキを枯らしに行く際にも使われていましたね。このアザトートの禁止によりひっそりと月光がお亡くなりになりました…アーメン。

制限カードのドランシア、終わりの始まりですが、ドランシアは禁止からの復帰枠、終わりの始まりは未界域のドローソースとして無制限から制限行きとなりました。ドランシアが帰って来たのには時代を感じますね。今回のドランシアの帰還により十一獣になりました。ブルホーンさんは帰ってきたらソリティアのおもちゃになること間違いないので十二獣に戻るのはまだ先かもしれませんね。笑

終わりの始まりは3枚ドローという分かりやすいパワーカードであり、闇が墓地に溜まりやすい未界域と相性が良いカードであり、後述する闇の誘惑と共に未界域の安定感を支えていたドローソースだったのかなと思います。

準制限は、オルターガイスト、サンダードラゴン、オルフェゴール、転生炎獣、閃刀姫、その他汎用カードへの規制と過去テーマのキーカードの緩和が行われています。この中でも環境への影響が大きくなると考えられるのは、雷獣龍サンダードラゴンと闇の誘惑の規制です。サンダードラゴンデッキは事故率の高いデッキであり、初動を現状から更に減らされるとなると、厳しいものがあると思います。他環境デッキの影響は、オルターガイストでは新規カードのプークエリが強く、メリュシークが規制を食らってもまだまだ戦える、もしくはレッドリブートが2枚になったことにより相対的に強くなったとも言え、環境に残ったままだと思います。オルフェゴールもマスマティシャンが帰ってきたことにより初動が増えていたり、プライム型のオルフェゴールならそもそも影響があまり無かったりするなど、大きな痛手は負ってないと考えられます。転生炎獣もサークルからの上振れは少なくなるとは言え、メインギミックもエクストラも触られていないので今まで通りの対応力で環境に食い込んで来るでしょう。マルチロール準制限に関しても、デッキ構築不可になるような規制でもなく、また最近ロゼなどを絡めて展開する閃刀姫もいるようなので強いままでしょう。精神操作やレッドリブートは汎用性の高さからか、枚数を減らされてしまいました。罠ビへの対策として展開系デッキのサイドに3投されることがほとんどだったので仕方ないのかもしれません。

解除組のカード達については特にコメントはないです。メルカバーおかえり。

 


個人的に気になっているのは、1枚からイヴ展開出来そうなディーヴァ、3エクシーズやケルビーニから展開の起点を作れるデスガイドの緩和ですね。しかし、どちらも全ての誘発をモロ食らいするので暴れることは無いと思います。

精神操作規制する前に墓穴の指名者を準制限とかにした方が良かった気がしますが、ちゃんとガンブラーをかけただけで良い改訂だったと思うので贅沢は言いません。エンディミオンが何も規制を食らっていないので環境トップに来そうですね。魔法族の里で負けるしょうもないゲームが増えそうです。自分は今期ずっとドラゴンリンクを使っていたのですが、ガンブラーがいなくなったことで着地点を失いました。ですが、新たな構築を考えるきっかけをもらえたのでしっかり練っていこうと思います。

ダラダラと書いてしまいましたが今回はこれくらいにしておきます。さようなら〜。